比較的小さなサイト(個人や地方の中小企業のサイト)と、大きなサイト(有名企業サイトやメジャーポータルサイト、自治体や国が運営しているサイト)ではキーワードに対する扱い方が異なってくるのです。コレを駅で例えるとすると、駅がサイトであり、改札口がキーワードとなります。
大きな駅(サイト)には、沢山の改札口(キーワード)があり、そこに人の流れができます。それぞれの改札口から、ビジネス街、商店街、歓楽街等、目的にあった人の流れ生みだす事ができるので、改札口の表示(キーワード)が適切であれば、多くの人の流れは混乱することなく循環できるでしょう。改札口(キーワード)が多ければ、それだけ人の流れを作り出す事ができるのです。逆に改札口(キーワード)が一つになってしまうと、人の流れは渋滞し、目的地に到着することが困難になります。つまり、ユーザーの求める結果に到達させるステップが増してしまうということです。
次に田舎の小さな駅には、改札口は一つが一般的です。改札口が一つという事は人の流れを集中させ、誘導できるという利点があります。例えば、商店街の前に改札口を作れば人の流れを商店街に誘導する事ができ、商店街に大きな利潤を与える事ができます。逆に改札口(キーワード)が多ければ、あまり大きくない人の流れ(都市部のターミナル駅と比較して)を分散させてしまう事になり、操作どころか流れが小さすぎて消えてしまうかもしれません。
「キーワードを統一する」とは「改札口を一つにする」事と同じで、大きなサイトに対しては非効果的、小さいサイトに対して効果的であるという事がいえるのです。SEOにおいても原則として「1ページ1キーワード」といわれております。
これでもSEOの効果は十分に期待できますが、更にこの効果をより増加させるのが「ドメイン」なのです。
ドメイン自体のキーワードには特に力はありません。それはドメイン自体も、ロボットからすれば一つの単語となんら違いがないからです。しかし、ここで仮にドメインが「いちご.jp」とします。この時点ですでに文章では、「いちご」を強く認識させています。そこにドメインでも「いちご」を使い、文章とドメインに「いちご」という同じキーワードが用いる事で、強調されたキーワードの中でも、特に強調したいキーワードを引き立たせる事ができます。ドメインは、強調するキーワードを明確にする事ができる特徴があります。これはタイトルでも同じ事がいえます。結果として、「ドメイン」「タイトル」「文章」、これに同じキーワード「いちご」を使う事で、より強く、より明確に「いちご」というキーワードをロボットへ認識させる事になるのです。
今回は、WEBサイトに対し「より効果的で適切なキーワードを的確に配置する事」に焦点を絞り解説させていただきましたが、"「SEO」 検索エンジン最適化とは?"でも述べた通り、私たちは「文章を正す事」が重要であると感じています。
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